元!浦添市学童保育連絡協議会 松本直人のブログ

浦添市学童保育連絡協議会の会長を2年(23,24年)務め、学童に関わった一人として学童をバックアップしていきたいと思っています!

保育料について part2

松本です。

いろいろ反響というか、意見を頂きましたのでpart2を書く事にしました。

保護者負担の保育料8000円(公的施設で運営を行う学童)

これは沖縄県学童保育連絡協議会の調査結果を元に沖縄県が決めた金額です。
その調査結果から、沖縄県学童保育連絡協議会も、沖縄県も、豊見城市も、
那覇市も、”8000円で運営可能と判断した”という事実です。
*那覇市も次年度から実施すると聞いております。
*宜野湾市は以前から8000円です。

これは、
学童に金銭的な問題で入所を諦めていた保護者や、現保護者にとっても素晴らしい判断だと思います。
とはいえ、現運営を行っている運営者には、ちょっと厳しい内容ですが、、、

ちなみに、
浦添市では、学童運営の家賃負担の軽減、児童の安全で安定した保育環境確保の観点から
公的施設の拡充を求めてきました。

その結果、浦添市市内11小学校の殆どが公的施設での学童保育を実施しており、
児童の安全で安定した環境という当初目的はほぼ達成されつつあります。

では、目的の1つであった”家賃負担軽減された分保育料が下がったか?”
というとそうでもありません。
保育料だけでなく保護者会費や行事やその他の費用的負担を担っている
”保護者の負担”はほぼ変わらないのが現状です。

では、なぜ下げきれないのか?ですよね。

収入が減ってもそれに会った支出であれば問題はないはずです。
その支出内容をしっかり数値化し提示することがまずは第一歩だと思います。

支出の主な内容は、人件費、行事費、児童保険料、遊具等の設備備品です。

その辺りをしっかり吟味することから始めるべきだと考えています。

本当に必要な行事なのか?保険料は適切か?贅沢な遊具を購入していないか?
指導員の配置と労働時間、条件等は適切か?

全ての支出項目を見直す必要がありますよね。
その見直す視点として、
”誰でも必要な人が利用できる学童である事”
となります。

”学童クラブ本来の目的を達成”するための支出費用として、その辺りをしっかりと
吟味し、数値化し、保育料はいくらであるべきか?を議論することが大切かと思います。


後、保育料上限8000円でなく、幾らなら適正と考えているのか?

そこをしっかり見据えて話しをしないと行かないといけないですよね?

そこの落とし所をしっかり探らなければ、保育料は幾らでも上がりますし、
補助金増額要求は留まる所を知らないでしょうね。
*消費税10%でも足りない?!(@_@;)

全ての保護者の為に、全ての児童の為に、全ての指導員の為に
少なくとも、保護者負担8000円に近づける努力は行う必要があると思います。


Posted by 松本直人 at 2013年11月10日   09:28
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